
麻酔分娩とは、麻酔を使って陣痛を和らげるお産の方法です。
一般的には硬膜外鎮痛法という下半身の痛みを和らげる方法を行います。
当院では必要に応じ、脊椎麻酔や筋肉注射を追加する場合がございます。
〈メリット〉
① 陣痛の軽減
② 体力消耗の緩和
③ 分娩時処置(会陰縫合など)の痛みの緩和
〈デメリット〉
① 陣痛が弱くなる
② 分娩時間が長くかかる(吸引・鉗子分娩が増える)
③ 発熱
④ 排尿障害
⑤ 頭痛による入院期間の延期
⑥ 硬膜外腔以外への薬剤混入など
麻酔の効果の有無に関して個人差がございます。
完全に無痛にすることは出来かねます。
手技に伴うリスクは極めて少ないですがゼロではなく、合併症が予測される場合には安全性を優先して無痛分娩を中止し、自然分娩や帝王切開に切り替えます。
吉田クリニックでは、皆様のお役にたてるように、できるだけ丁寧に、安全に、麻酔分娩の対応をさせていただいております。
下記の対応にて実施しています。
①平日の計画分娩(原則、夜間・土日は対応しておりません)
②経産婦(初産の方はご相談ください)
③32週までに受付に無痛分娩希望とお伝えください。外来にて医師より麻酔分娩の説明を行います。
④ご同意いただける方は、36週までに麻酔分娩追加費用10万円の入金をお願いします。万が一、麻酔をしないで自然分娩に至った場合には返金の対象となります。
※「大切なお知らせ」に麻酔分娩の最新情報を掲載しておりますので、合わせて御覧ください。